東急でんきを契約しているなら、この冬の節電でQUOカードPay(スマホで使える電子ギフト)がもらえるかもしれません。「冬の節電プログラム2026」の受付が、2026年11月5日に始まりました。

「最大2,000円分」と聞くと、ちょっと気になりますよね。ただ、正直なところ全員がその額をもらえるわけではありません。この記事では、自分が対象なのか、いつまでに何をすればいいのか、実際いくらくらいもらえそうなのかを、順番に見ていきます。

※2026年11月6日時点の公式情報をもとにしています。

結論:12月から参加するなら、11月20日までにエントリー

エントリーとは、参加の申し込みのことです。まずは大事なところだけ、ざっとまとめます。

項目 内容
エントリー期間 2026年11月5日〜
2027年1月20日
節電に取り組む期間 2026年12月1日〜
2027年2月28日
12月から参加する期限 11月20日までにエントリー
特典 QUOカードPay
最大2,000円分
特典が届く時期 2027年3月末ごろ(予定)
節電できなかったとき ペナルティなし

参加しても、電気料金そのものは変わりません。節電できなかったからといって、罰金のようなペナルティもありません。対象の人なら、気軽に試しやすい取り組みです。

自分は対象?まず契約を確認する

対象は、東急でんきの低圧契約です。低圧というのは、一般の家庭や小さなお店で使う電気の契約のことです。

公式ページに載っている対象プランは、こちらです。

  • 従量電灯B、従量電灯C、低圧電力
  • スマートナイトプラン、EV応援プラン、ライフフィットプラン
  • スマートでんちプラン、ハマでんちプラン など

逆に、次の契約は対象外です。

  • えねこねでんき
  • ポラリンでんき
  • 供給元が東北電力のプラン
  • 空室プラン
  • ガスだけの契約

プランのほかに、こんな条件もあります。

  • 家に通信機能つきのスマートメーター(電気の使用量を自動で送るメーター)がついている
  • プログラムのメールを受け取れるアドレスを登録している
  • 特典を使うためのスマートフォンを持っている

参加の手順:エントリーのあとにもう1つ登録がある

ここが一番の落とし穴です。エントリーしただけでは、まだ参加は完了していません。

  1. 公式ページの「エントリーする」を押し、マイページ(東急でんきの会員ページ)にログインして申し込む
  2. その月の月末に届く「パスワード登録メール」を開く
  3. メールの案内に沿って、参加者専用サイトに登録する
12月から参加するときの流れ。11月20日までにエントリー、11月の月末に登録メールが届き、専用サイトに登録すると12月1日に参加スタート。特典は2027年3月末ごろの予定

毎月20日までにエントリーし、専用サイトの登録を終えると、翌月1日から参加できます。参加できる月と、エントリーの期限は次のとおりです。

参加開始 エントリーの期限
12月1日 11月20日
1月1日 12月20日
2月1日 1月20日

メールは setsuden@dr.tokyu-ps.jp から届きます。迷惑メールに振り分けられないよう、受信設定を先に見ておくと安心です。エントリーはWebだけで、電話などでは申し込めません。

エントリーできたか不安なときは、エントリーフォームを開いてみてください。済んでいれば「以下の内容でエントリー済です。」と表示されます。

過去に東急の節電プログラムに参加していて、今も契約先の住所が変わっていない人は、自動で参加になります。もう一度エントリーしなくて大丈夫で、専用サイトのIDとパスワードもそのまま使えます。

ポイントのため方は2つ

ポイントのため方は、次の2つです。

方法 もらえるポイント
節電依頼メールのチャレンジボタンを押す 依頼日1日あたり5ポイント
依頼された時間に節電する 節電量1kWhあたり15ポイント

kWh(キロワットアワー)は、使った電気の量の単位です。電気料金の明細で見かける、あの単位です。

節電依頼メールは、依頼日の前日の夕方に届きます。チャレンジボタンを押せるのは、依頼日当日の12時までです。12時を過ぎて押しても、ポイントはつきません。

依頼時間の1時間前にもメールが届きますが、こちらにはボタンがありません。前日のメールを見たときに、その場で押しておくのが確実です。

節電の依頼が来たらやること。前日の夕方に依頼メールが届く、当日12時までにボタンを押す、依頼された時間に節電する。1時間前のメールにはボタンがない

ちなみに、ボタンを押し忘れても、節電した分のポイントはちゃんともらえます。

節電の依頼は、毎日来るわけではありません。電気の足りなさなどを見て、東急でんき側が依頼日を決めます。依頼日は、参加者専用サイトでも確認できます。

もらえる額の目安:最大2,000円分はなかなか遠い

特典の額は、期間中に集めたポイントの合計で決まります。毎月もらえるわけではなく、期間が終わったあとに1回だけです。

合計ポイント QUOカードPay
50ポイント未満 なし
50〜199ポイント 100円分
200〜399ポイント 300円分
400〜599ポイント 500円分
600〜799ポイント 800円分
800〜999ポイント 1,000円分
1,000ポイント以上 2,000円分

たとえば、チャレンジボタンを10日分押し、節電量の合計が10kWhだったとします。計算は「5ポイント×10日+15ポイント×10kWh=200ポイント」で、特典は300円分です。依頼の回数は決まっていないので、これはあくまで計算のしかたを見るための例です。

じゃあ、実際どのくらい節電できるものなのでしょうか。

東急パワーサプライの発表によると、2026年夏のプログラムには約2.1万世帯が参加し、節電効果は約9万kWhでした。ざっくり割ると、1世帯あたり約4.3kWhです。

同じ節電量を今回のルールに当てはめると、節電分は約64ポイントです。一方で、2,000円分に必要な1,000ポイントを節電量だけで集めるなら、約67kWhも必要になります。

節電量の比較。2026年夏の1世帯あたりは単純計算で約4.3kWh、節電量だけで1,000ポイントに必要な量は約67kWhで約16倍

夏と冬では電気の使い方も依頼の回数も違うので、あくまで大まかな目安です。それでも、最大額は当てにせず、数百円分もらえたらラッキーくらいに考えておくのがちょうどいいと思います。

節電量は「先月より減ったか」では決まらない

節電量は、先月より減ったかどうかでは決まりません。東急でんき側が過去の使用状況から計算した基準の量と、依頼された時間の実際の使用量を比べて決まります。基準より多く使った時間帯は、節電量0として扱われます。

もう1つ、勘違いしやすいのが「ポイント」と「電気代の節約」は別の話だという点です。たとえば洗濯機を使う時間をずらすと、節電量は増えるかもしれません。ただし、時間帯で単価が変わらないプランなら、1日に使う電気の合計が同じである限り、電気代はほとんど変わりません。

タオルが入ったドラム式洗濯機

依頼された時間にできることは、たとえばこんな感じです。どれも公式ページで例に挙がっている方法です。

  • エアコンの設定温度を調整する
  • 使っていない部屋の照明を消す
  • 食洗機、洗濯機、電子レンジを使う時間をずらす

冬の寒さは体にこたえます。規約でも、生活や健康に支障のない範囲での節電を求めています。ポイントのために暖房を我慢しすぎるのは本末転倒なので、無理はしないでくださいね。

ここは注意:特典がもらえなくなるケース

次のような場合は、特典の対象外になることがあります。

  • 登録したアドレスにメールが届かなかった
  • 通信障害などで、使用量のデータが欠けていた
  • 基準の量を計算するための日数が足りなかった

途中で解約した場合は、解約までの実績で判定されます。引っ越した場合は住所ごとの判定で、ポイントの合算はできません。

QUOカードPayの有効期限は、発行日から3年です。使えるのはスマートフォンだけで、タブレットやスマートフォン以外の携帯電話では使えません。

スマートフォンを手に持っている様子

まとめ

  • 12月から参加するなら、11月20日までにエントリーする
  • エントリーのあと、月末のメールから専用サイトに登録する
  • チャレンジボタンは、依頼日の12時までに押す
  • 特典は最大額ではなく、数百円分を目安に考える

今日やることは1つだけです。自分のプランが対象かを確かめて、対象ならエントリーしておきましょう。

東急でんきを契約していない人は、特典だけを目当てに乗り換えるのはおすすめしません。電気料金の全体で比べて決めるのが安心です。

内容は変わることがあるので、申し込む前に公式ページで最新の情報も見ておいてください。

出典